食生活の欧米化により、体重増加を過剰に気にする人が増えています。「肉食を中心とする高カロリー食が増えて、摂取カロリーが消費カロリーを上回っているのです。使い切れずに余ったカロリーが脂肪となり、体内に蓄積されます。

太る原因とは?

さまざまなダイエットをしてはリバウンドを繰り返し、思うようにやせられない人は、カロリーを考えるより、食べたものが体の中で、どのように消化、吸収、そして排出されていくかを考えてみてはいかがでしょうか?結論から言うと、非常に重要なのが「腸の働き」です。これを無視していてはいつまでたってもダイエットは成功しません。ダイエットで太る原因「腸の乱れ」のチェックポイントを改善していきましよう!

腸と消化・吸収のしくみ

食事をすると、腸で消化・吸収され、それが血液を通じて全身の細胞へと運ばれてエネルギーに変換されます。ところが腸の働きが低下してくると、いくら栄養のバランスの取れた食品でも消化・吸収することができず、全身にエネルギーを届けることができません。

ダイエットをいくら頑張っても、食物繊維が不足していては、便秘が進み、腸の状態をますます悪化させます。食べたものが元気な腸で速やかに消化、吸収され、全身に運ばれて、エネルギー代謝が促進されれば、体重増加の悩みなど無縁になるはずです。

そのためにも腸を元気にさせること「腸活」がチェックポイントになります。食べたものの栄養素を吸収し、毒素を排出してくれる「第2の脳」とも呼ばれるのが「腸」です。だからこそ、その機能が乱れると、痩せにくい体質に陥ってしまいます。

腸の乱れチェック

  1. むくみやすい腸の働きが悪くなると、水分吸収や腸周辺のリンパの流れが滞り、おなか全体がむくみ、ますます腸の働きが悪くなるとい負のスパイラルに陥ります。
  2. 冷え体質になる
    腸は37度~38度と体温よりもやや高めです。腸の働きが鈍くなると、熱を発しなくなり、腸自体が冷えて硬くなり、動きが悪くなります。冷たい血液が巡り、低体温になります。
  3. 出なくなるとは脂肪となり蓄積
    腸内に溜まった老廃物から有毒な物質が血液へと流れ、細胞に入らず、皮下脂肪や内臓脂肪となりからだに溜まっていきます。
    そんなに食べないのに太る方は要注意です!
  4. 代謝が落ちる!
    食べ過ぎや、よく噛まないで飲み込むと、腸の仕事量が増え消化、吸収、排泄が回らなくなります。
    すると、毒素が溜まり、代謝を鈍らせて痩せにくい体になってしまいます。
  5. 自律神経が乱れから
    腸や血流の司令塔の自律神経(交感神経、副交感神経)、腸が乱れると、副交感神経が働かず腸内の血流が低下、腸内が悪化し更に便秘を招いてしまいます。

まとめ

現代の女性のほとんどが腸が乱れていると言われていますが、考えすぎが原因となる場合もあります。あまり神経質にならずに、時には大らかな気持ちで割り切ることも必要ですね。ダイエットで太る原因「腸の乱れ」のチェックポイントを改善して汚腸婦人からおさらばしましよう!そのためにも、今一度規則正しい基本的な食生活を見直しましょう。

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