2歳の子供にタバコを吸わせてyoutubeに投稿した父親?男性が捕まったというニュースが流れていました。
海外でも似たケースが増えていて、なんとお酒まで飲ませている動画もあります。
かって管理人の私も15年くらい前まで喫煙していました。 特にお酒を飲んだ時のタバコの本数が凄まじく2箱は超えていました。
タバコがなくなると、人のシケモクまで頂戴するほどのヘビースモーカーでした。
当時同席していた方々には大変な迷惑をかけていたと思い、申し訳なく思っています。 身体の不調でタバコをやめ、吸わなくなってようやく、タバコの副流煙の害や他人への影響について考えるようになりました。
最近分煙(別の場所での喫煙)が進んできたと言われている一方、まだまだ個人の家庭レベルでは車の密室の中での喫煙や家の中で堂々とタバコを吸うのを見かけます。
肺がんなどの健康被害で問題になっているタバコですが、その副流煙が自分の子供たちや家族に及ぼす影響に気づかない喫煙者がまだ多いようです。
今回はヘビースモーカー時代の反省を込めて、タバコの副流煙・受動喫煙が自分とその周りの人に及ぼす害と影響、どうしたら防げるのかなど考えてみたいと思います。
私がタバコを止めた理由
ある朝、起きると首が左右に回らなくなり、数ヶ月いろんな整骨院・鍼灸に通いましたが、治らずじまいでした。
半ばあきらめかけた頃、ふとタバコを止めてみると、嘘のように首が動くようになり、おまけに長年の持病の背中の痛みもなくなりました。
私の場合、首や背中の痛みからの解消が勝り、たばこの禁断症状はまったくありませんでした。
唯一、弊害があったのは口がなんとなく寂しくて、飴玉やお菓子類を取りすぎるようになり、虫歯がすこし増えたこと。
それに朝食がとにかく美味しいものだからすこし太り気味になったことです。 太り過ぎはその後、炭水化物の制限で対処できました。
吸っている人は気づかないタバコの副流煙・受動喫煙の害
タバコを吸っていたころの自分は余りにも自分本意で人の気持ちや迷惑を考えていませんでした。 時代も今と違って男優先の頃で、タバコを吸う人が多かったので、だれも反論する風潮はありませんでした。
タバコを吸わなくなって初めて、衣服に臭いが移り、それが吸わない人には耐えられないストレスになると気づいたのでした。 臭いばかりではなく、健康をも害していたことにも気づかされました。 昔と比べると格段に会社やデパート、公共の施設での禁煙が広まり、定着してきましたが、一般家庭では、まだまだモラルが低いようです。
特に家や自動車などの密室で子供がいるのに、平気で喫煙している方が多く見かけられます。 抵抗できない子供達はただ、美味しくもない汚染された空気を四六時中吸わせられるのです。 狭い敷地内でのタバコの副流煙は一種の虐待ではないでしょうか?
副流煙の及ぼす害・影響
WHOによると、全世界で、タバコの副流煙・受動喫煙によって毎年数十万人の非喫煙者が死亡しており( 2004年では受動喫煙を原因とした全世界の死亡人数は、推定約60万人。) 職場の受動喫煙・副流煙によって毎年世界でおよそ20万人の労働者の命が奪われているらしいです。
タバコの副流煙の被害者は職場だけではなく、ひとつ屋根に住んでいる家族、なかでも子供ほど被害を被ります。
年齢が低いほど血清コチニン濃度は高くなる傾向があり、子供は成人よりも高度、ダイレクトに副流煙の影響を受けます。
また、喫煙後に子供を抱いたり会話をする喫煙者の息からも有毒・有害物質が出続けるのにお気づきでしょうか?
喫煙した親の服に着いた煙が影響を与える場合もあり、喫煙者の親から子へ多大な悪影響が出るのはまちがいありません。
家の中だけでなく、狭い車のなかでの喫煙も確実に子供や家族は被害を被っているのです。
自分の欲求のために選択権のないこどもの健康や心情が阻害されていることに親ならば気づいてあげなければいけません。
タバコの副流煙・受動喫煙の影響と『ゾッとする害』のまとめ
タバコの副流煙の害はいやな臭いばかりではなく、その煙を無理やり吸わされる人たちの身体に様々な疾患のリスクを伴う重大な健康被害を引き起こします。
たった一人のためにその新鮮な空気が一瞬のうちに汚され、服に、髪の毛にそして体内・細胞・血管に染み込みます。
自分では些細なことと思っていても多くの人が不快に感じることが世の中往々にして存在します。
タバコの副流煙の対処法としては、健康に重大な影響を及ぼす喫煙行為・受動喫煙が良くないことをまずは本人が気づくこと。
この際年々高くなるタバコを止めて、お小遣いを他の楽しみに使うのはいかがでしょうか?
実際止めてみると、どうしてあんなに吸っていたのか不思議なくらい嫌煙家になります。
そして今までたくさんの人に迷惑をかけていたことにようやく気が付きます。
個人で解決できない場合は、PTAの取組にするなどして、子供たちの健康を第一に考えたり、マナーと思いやりのある社会になってほしいと切に願います!
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