住宅リフォームの悩み~リフォームにかかる費用はどのくらい?

男子社員
初めに、リフォームの際に多い悩みのひとつ「リフォーム費用」について解説いたします。

住宅リフォームの目的を考える

リフォームを行なう際には、まずは改築の「目的」を決めることが先決になります。

具体的な目的では、例えば「古くなった箇所の修繕」「将来に備えてバリアフリーに」「子ども夫婦と二世帯同居」などが挙げられます。

男子社員
住宅のどこをどのようにリフォームしたいのか、家族とじっくり相談した後に費用の算出を行なっていきましょう。

リフォームの予算を決める理由

目的が決まったら、「この金額までなら大丈夫」というおおまかな予算を立てます。

いかにも博士
ただし、老朽化による想定外の追加工事手数料などの諸経費も必要になるため、金額は2割程度の猶予を持たせておくのがベストじゃ!

加えて、大規模なリフォーム時の仮住まいや生活上の急な出費も考えられるので、予算は余裕を持って算出することをおすすめします。

キッチンリフォームの費用と工期

いかにも博士
キッチンのリフォームでは、収納に関する悩みが多く聞かれるぞっ!

【キッチンのリフォーム理由】
高いところや奥のものが取り出しにくい
家電を置く場所がない
調理器具の収納が少ない
食材をストックする場所がない
調味料が取りにくい
ゴミの置き場所がない

ただし、収納は多く作りすぎるとかえってモノを把握できなくなるため、目的に合わせた大きさを業者と相談しながら設計を行ないましょう。

その他、キッチンのリフォームでは下記のような要望もあります。

対面型やアイランド型などの形式をどうするか
IHや電化、エコ器具へ変更するか
食洗機や浄水器の取り付けはできるか
作業台の高さが合わない
床暖房や窓を設置するには

男子社員
キッチンのリフォームの費用は60~150万円およそ半数を占めています。 

一般的に、キッチンのリフォームの工期は簡単な作業であれば1~2日、大掛かりな作業では数週間かかります。

そのため、生活しながらリフォームを進める際は、キッチン以外で調理ができるようカセットコンロや紙皿などの準備も必要です。

状況によっては、一時的に他の住まいで生活するケースもあります。

風呂場・洗面所・トイレなどの水周り

トイレの費用と工期

いかにも博士
毎日使うトイレのリフォームは、快適さにこだわる悩みが多くなるようじゃ!

【トイレのリフォーム理由】
便器の種類やグレードをどうするか
ペーパーなどの収納ができない
手すりや暖房器具を設置するか
壁紙や床材、照明を変更したい
窓や手洗い場の設置ができるか

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トイレのリフォームの費用は、10~50万円がおよその相場です。 

一般的に、トイレの簡単なリフォーム工期は1日程度で終了しますが、大掛かりな作業になると数日が必要になります。

家に複数のトイレがない場合は他で借りることになるため、前もって調べておきましょう。

更に細かいトイレ費用の詳細はこちら
「トイレリフォーム費用の相場」とチェックポイント|東京・練馬

浴室・風呂場の費用と工期

【風呂場のリフォーム理由】
狭くて使いづらい
寒くて暗い
追い炊きができない
掃除がやりにくい
汚れや傷、ヒビなどがある

男子社員
風呂場のリフォームでは、50~120万円が相場の中心になります。

バスタブの交換など簡単な作業であれば1日で終了しますが、配管や壁などの作業が伴う時には4~6日くらい必要です。

リフォーム中は他の場所で風呂を利用するようになるため、季節を選んで施行するのがよいでしょう。

更に細かいバス費用の詳細はこちら
浴室(風呂)リフォーム費用の相場

洗面所の費用と工期

【洗面所のリフォーム理由】
収納が少ない
スペースが狭い
汚れや傷が目立つ
最新の機器にしたい
おしゃれな洗面台にしたい

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洗面所のリフォームでは20~30万円の価格帯が多いですが、内装や洗面台の位置を変える時にはさらに費用がかかります。 

洗面台の入れ替えでは1日程度大掛かりな作業では数日以上が必要です。

洗面所の場合はキッチンで代用ができるため、さほど工期の心配はいらないでしょう。

住宅リフォーム【場所別の工期】

最後に、リフォームを施行する際に多い場所別の悩みをご紹介します。

施行の際は、業者に悩みや希望の詳細を伝えて目的や予算に合ったリフォームを進めましょう。

見積もりを頼むには

いかにも博士
予算が出たら、業者を数社ピックアップして見積もりを依頼し、具体的な金額を出してもらいましょう!

地元でお世話になっている工務店不動産会社による紹介の他、インターネットでもリフォーム業者を検索できます。

いかにも博士
見積もりや相談を無料で行なう業者も多いので、直接問い合わせてみてください!

場所別のおおまかな費用は、後の項目でご紹介します。

失敗しないリフォーム|見積り前に押さえておきたい基礎知識

リフォーム業者選びのポイント

男子社員
それでは、実際にリフォーム業者を選んで決定する時のポイントを紹介します。 
 

リフォーム会社を決定した経緯は多い順から
1位:友人や知人、親戚のすすめ
2位:住宅メーカー・工務店のホームページを見て
3位:展示会、ショールームに行って
4位:チラシ・広告を見て
5位:リフォーム専門雑誌
6位:ダイレクトメール
7位:フリーペーパー
8位:不動産会社経由
9位:新聞・雑誌・テレビを見て
の順になります。

2位のホームページの印象が強いようですね。

リフォーム業者の登録状況や資格を調査

業者を選ぶ際には、パンフレットやHPの「会社概要」に記載されている登録状況や資格、各種の許可などを調べてみましょう。

いかにも博士
「〇〇知事(登-〇)」「〇〇許可(特-○)」などの」や「」の後に続く数字は、登録または許可が下りた年度を示しておるぞっ!

これらの登録や許可は5年ごとに更新をするため、現在の年度が数値から5年以上経っている場合は更新がされていないという目安になります。

また、リフォームに関する各種の助成金制度や、工事中の補償、保険などを導入している業者もあるので、各社の取り組みを調べてみてください。

実績や評判も情報収集しよう

多くの場合、リフォーム業者は過去の施工例をパンフレットやHPなどで紹介しています。

どのような工事やサービスを受けられるのか、リフォームをしたい箇所を中心に調べてみましょう。

加えて、実際にリフォームを頼んだ人の感想や、アンケート結果なども目を通しておくと安心です。

いかにも博士
また、クライアントの悩みや要望をしっかり聞く見積もりの項目が細かい工事に関しての説明がわかりやすいなどの業者の対応もポイントになるぞっ!

保証やアフターサービスで満足

その他、施行後の保証アフターサービスも視野に入れておきましょう。

いかにも博士
民法第637条により、リフォームなどの請負工事において欠陥が見つかった時には1年以内に修繕をすることが義務付けられていますが、それ以降は保証に関する法律がないんじゃ!

したがって、最終的に契約を行なう際には、保証をする箇所と保障期間の延長などを盛り込んでもらいましょう。

なお、トラブルを防ぐためにも、アフターサービスの確認もおすすめします。

定期点検のタイミングや無料で行なう修理、問い合わせ窓口などもチェックしておけば安心です。

マンション 住宅リフォーム「費用と工期」のまとめ

今回は、リフォームの悩みを持つ人に向けて、予算と業者選びなどご紹介しましたが、解決のヒントとったでしょうか?

住宅のリフォームでは、まず具体的な目的を決めてから予算を考えましょう。

業者を選ぶ際のポイント場所別の悩みおおまかな費用、工期なども参考になったでしょうか。

いかにも博士
家族で十分に話し合い、信頼できる業者と共に納得の行くリフォームを進めていきましょう!