家族のためにバリアフリーリフォームを考えているあなた、預貯金や年金などの現金収入が少なく、リフォーム資金の工面ができないとあきらめていませんか?
主に戸建てのリフォーム資金の調達になりますが、今人気の高い「リバースモーゲージ」(長期生活支援資金制度)という仕組みをご存知でしょうか?
融資上限額の範囲でしたら、生存中は返済不要か、あるいは利息だけの支払いで済みますので、資金面を気にすることなく近い将来確実に必要とされるバリアフリーリフォームを実現することができます。
この記事があなたの求める理想のリフォームの実現に向けてお役に立てれば幸いです!
リバースモーゲージとは
一部の金融機関では(地域限定)マンションも対象にしてしていますので、お住まいの地域が該当するか一度尋ねてみるといいでしょう。
(練馬区の場合は最下部に記述あります。)
リバースモーゲージの使途は?
リフォーム資金だけでなく、投資や事業目的でなければ、生活資金や老人ホームの入居金など、使い道は自由な点があげられますが、金融機関によっては限定される場合もありますので、注意が必要です。
リバースモーゲージ融資の限度額
例えば土地の評価額が2000万円の場合は「担保評価額」は1400万円。そのうち貸与額は50~70%ですから、700万円から1000万円までとなります。
リバースモーゲージの返済方法&金利
リバースモーゲージのデメリット
・リバースモーゲージ融資は、相続人に自宅を残すことができません。ご家族でよく相談したうえで、ご利用ください。
・マンションなどの集合住宅は対象に含まれていません。(金融機関により例外あり)
公共のリバースモーゲージ
「不動産担保型生活資金制度」として、生活支援資金の貸付を実施しています。
この制度は、東京都社会福祉協議会が都内全域において、同一条件で資金の貸し付けを行うもので、区の相談窓口は、練馬区社会福祉協議会へどうぞ。
不動産担保型生活資金の対象・内容
・対象条件:65歳以上。低所得の高齢者世帯。土地の評価額がおおむね1500万円以上の戸建て住宅。マンションは対象外。連帯保証人あり
・貸付内容:30万円以内/月額。土地評価額の70%まで。年3%の貸付利子あり。
詳しくはこちらに記載されています。
東京都社会福祉協議会 不動産担保型生活資金
バリアフリーリフォームとリバースモーゲージのまとめ
以上、今回は戸建てが主になりますが、住宅環境などの不安がある高齢者にとって自宅を担保にして、残りの人生を快適に送ることができる「リバースモーゲージ」についてお伝えしました。
ご家族の中にご高齢の方がいて、外出時にはつえを手放せない方も少なくありません。
話をお伺いすると、「外ではつえを使うけど、家の中では面倒だから使わない」という方がほとんどです。
でも、部屋からトイレに向かう時は、けっこう苦労しているとか。
家族の手を借りずに、できるだけ1人で移動したいですよね。
そこでお勧めしたいのが、手すりの設置です。
民間金融機関のリバースモーゲージ
民間ではみずほ銀行、西武信用金庫、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行など各金融機関が取扱っています。