水彩画 絵の具

当ブログおすすめする水彩画講座を先に見たい方はこちらからどうぞ。


生涯学習のユーキャン

「プロ直伝!いきなり上手に描ける水彩画DVD講座」VS.「ユーキャンの水彩画通信講座」

水彩画を学ぶには教本・動画・DVD・水彩画教室・通信講座などがありますが、その数は多すぎて初心者は特にどれを選んでいいかわからずに困ってしまうでしょう。

ここでは大勢の方に定評があり、この分野の権威である「プロ直伝!いきなり上手に描ける水彩画DVD講座」と「ユーキャンの水彩画通信講座」の2つの講座を取り上げました。

この2つの方法はどちらも初心者のために丁寧に作り上げた講座ですので、途中で挫折することなく楽しみながら続けていける教材になっています。

それぞれのメリット・デメリットなど特徴を見極めて自分の性格や好みに合った学び方を見つけてください。

独学で学べるDVDの水彩画講座

本を見るだけでは、その制作過程がはわかりづらいという方に

描く過程がDVDにまとめられた「プロ直伝!いきなり上手に描ける水彩画講座」がおすすめです。

「描き方の3つのコツ」を知るだけで誰でも失敗しない水彩画が描けるようになるという講座です。

この講座には初心者が失敗しないために陥ち入りやすいポイントを丁寧に順を追って動画で解説しています。

初めて水彩画を描くには、効率的かつ上手く描くためのノウハウが必須です。

どうして初心者が短期間でうまく描けるようになるの?

いかにも博士
結論から申し上げますと、その方法は実はとっても単純じゃ。あなたに絵を描く順番などを教えてくれる「絵の師匠」に出会えばいいのじゃよ!

は?と思われたら申し訳ありません。

ですが、絵に限らず、スポーツでも料理でも上手な人の真似をするのが、一番てっとり早い方法なのです。

基本を知らずに自己流でいくら努力を重ねても、残念ながらいつまでたっても上達はしません。

日本画で有名な「狩野派」「琳派」などに至っても、その技法を子々孫々(弟子)に伝承し現在に受け継がれているのです。

ですから、水彩画でも「真似をする」ことが「一番の上達への近道」なのです。

この『プロ直伝の水彩画講座』の最大の特徴は、

動画の先生の「真似をする」ただこれだけになります。

プロ直伝!上西竜二氏にまねぶ(学ぶ)だけ

でも肝心なその教えてくれる先生は誰なのかが気になりますよね。

じつは、「プロ直伝!いきなり上手に描ける水彩画講座」には

現役の画家が水彩画を描く手順を初めから終わりまで、

丸ごと、ノーカットで見られる水彩画上達法になっています。

それが、

「自分の絵が驚くほど変わった!」

「ていねいな解説もあってとてもわかりやすい」

と話題になっています。

この上達法を公開しているのは、現役の画家で、

絵画教室の講師でもある【上西 竜二】さんです。

(プロフィールは最下段にあり。)

youtubeでも公開しています。

「現役の画家という実力を持ちながら、長年の絵画の指導から

まったくの初心者でもわかりやすい説明をしてくれる」

ということで大変人気の講師の先生なのです。

そんな経験豊富な上西先生の手順と解説を丸ごと見られるので、

あなたも驚くほどカンタンに真似することができます。

そして、すぐにステキな作品を完成できるのです。

いかにも博士

あなたがやることは、たった3つです。
<1、DVDを見る>
<2、真似する>
<3、道具をそろえて描く>

これだけ。

プロセス・過程を真似るとは?

上手な水彩画を真似すれば、あなたも同じようにステキな水彩画を描けるようになるでしょう。

ただしここで、一つだけ問題があります。

それは、達人の水彩画を真似すること自体が難しいということ。

例えば、有名画家の絵を模写しようと完成された絵を見ても、

「どこから塗ったんだろう?」

「何色を使ったんだろう?」

「筆はどんなふうに使ったんだろう?」

そんな疑問ばかりが浮かんできますよね。

完成された絵だけを見て、同じように絵を完成させるのは、

出来上がった料理だけを食べて、同じ味を再現するようなもの・・・

どんな料理のプロでもかなり難しい作業になります。

そこでとても大切なことは、「水彩画をどのような手順でどんな方法で描いているか」ということ。

そうです、プロセス・過程が一番大事なんです。

あなたも、「料理番組を見ながら同じように料理を作ってください。」

と言われたら、「プロと同じ料理ができそう!」と思うことでしょう。

水彩画もこれと同じ事なのです。

と言うことは、

・どこから、どのように絵を描き進めるのか?
・どうすれば、立体感のある絵を仕上げることができるのか?
・初めに用意するべき絵の具の種類とは?
・何色を使えば、風景画の水や地面をリアルに表現できるのか?

ここまでわかれば、あとは実際に描いてみるだけです。

このように、手順やコツがわかると、「美しい水彩画を描けそう!」

あなたもそう感じてくるはずです。

いかにも博士
つまり、料理番組と同じようにただ手順やコツを順番に真似するだけで、絵心ゼロでも、初めての方・シニアの方でも美しい絵を描けるようになるのじゃ!

 

「絵に自信がない初心者でも」ステキな水彩画が描ける“コツ”をマスターするにはこの『3つのヒミツ・コツ』を押さえるだけでいいのです。

【ヒミツ1】デッサン力がなくても、まったく問題なし

誰でも水彩画を美しく、楽しく描ける理由

それは・・・

プロの画家の絵を描くテクニックを「見てそのまま真似するだけ」だからです。

いきなり水彩画の色塗りのコツをつかんで、驚くほど立体感がある絵を完成させてしまいましょう。

【ヒミツ2】無駄な時間、無駄なお金、を徹底的に排除

教室に通おうと思うと日定を調整したり、交通費がかかったり、移動時間もかかります。

金額的だけでなく、時間の無駄も多いですよね。

また、せっかく頑張って描いているのに、先生からバッサリと手直し受けたりしませんか?

毎回それが続くと、教室に通うのが億劫になってしまいます。

でも、この水彩画講座なら、現役の画家の先生による本格的な水彩画の指導を自宅にいながら、受けられます。

仕事から帰った後のちょっとした時間や、家事の合間など、あなたの好きな時間に好きなだけ、講義を受けられるのです。

【ヒミツ3】わからない所は何度も繰り返し、指導を受けられる

はじめて挑戦することは、わからないことがたくさんあります。

そんな中、全部を一度になかなか理解できないこともあるでしょう。

そんな時でも、DVDだったら何度も繰り返し解説を聞けるので、わからないまま放置してしまう心配はありません。

あなたのペースに合わせて、じっくりと確実にマスターできるのです。

独学で学べるDVDの水彩画講座のまとめ

これらの絵を描くコツが収録されている秘密を見てマネするだけで、あなたも、憧れの素敵な水彩画をすきな時間にすきなだけ思う存分描けるようになるでしょう。

「もう絵心がない」「初心者だから」「歳だから」などと悩まなくていいのです。

これだけシンプルな方法なので、絵心ゼロでもいきなり美しい水彩画を描けるのです。

あなたも、本格的な水彩画のコツを、驚くほどカンタンにマスターできるでしょう。

<さらに今なら>

水彩画が完成後にボコボコと波打たないための下準備

「水張りの方法を解説した、DVD」も追加でプレゼント中です。

「水張りの方法」を知らないと、紙が途中でボコボコと波打ち、きれいに描くことができなくなります。

水張りの方法を覚えれば、いつまでも紙は常にまっすぐになり、美しい状態で額に入れたり、飾ったりできるのです。




現在販売中止中です。
【水彩画3弾セットn】「プロ直伝!いきなり上手に描ける水彩画講座」3弾セット

「ユーキャンの水彩画通信講座」

「ユーキャンの水彩画セット 」がおすすめな理由

退職や還暦の記念のプレゼント、自分へのご褒美など、何か趣味に興じたいと思っている大人の方には「ユーキャンの通信講座 」がおすすめです。
その理由として次のようなメリットや講座の特徴があるからです。

ユーキャンの水彩画講座で学ぶメリット

ユーキャンの水彩画講座は、必要な画材が全てセットになっているから、届いたその日からすぐに描くことができるのでうれしいですよね。

だからたくさんある画材の中からいちいち選ぶ必要がありません。

テキスト中心の水彩画講座になります。

ユーキャンの水彩画講座の特徴

1、身近なモノから風景や人物など、どのようなモチーフを描けばいいのかが体系的に学べるカリキュラムになっている。

2、初心者でも手取り足取り丁寧にわかりやすく書かれたテキスト

3、通信講座最大のメリット添削課題:添削により水彩画上達のコツが体感できる

この通信講座を学ぶと次のようなテクニックを学ぶことができます。

水彩画の持つ最大の特徴である「みずみずしさ」を出すための透明水彩画の基本から応用まで学べる。

更に不透明水彩をはじめとする様々な画材による自由な表現も学び、表現力を高める事ができる。

でも、カリキュラムに着いていけるかな?と不安の方には

通信講座の標準学習期間は12ヵ月ですが、いろんな理由でレッスンが遅れても大丈夫です。

受講開始から18ヵ月間は自分のペースで添削指導、質問指導が受けられるのもうれしいサービスです。

まったくの初心者でも大丈夫なのかしらという方に

誰も教えてもらえてくれない画材の使い方をはじめ、構図の取り方、形の描き方、種類に応じた筆づかい、色の作り方など、水彩画に必要なテク二ックをすべて理解することができます。

静物画・人物画・風景画など素晴らしい作品例があるので、どこをどのくらい描けばいいのか目指す目標が分かりやすく、迷うことがないよう工夫されています。

最大のポイントは添削指導

静物画・風景画・人物画などバリエーションに富んだ添削課題を経験豊富な水彩画講師がどこをどのように描けば更に上達するのか丁寧な添削指導が受けられます。

さらにレッスンでわからないことや、素朴な疑問・質問があれば、メールや郵便で質問内容を聞くことができるので、疑問や不安で筆が止まることがありません。水彩画を描く上で上手くいかないことや気になることはその都度メモしておきましょう。

受講生専用インターネットサービス『学びオンライン プラス』によりスマホ・パソコンからも質問することもできます。

受講生の声
 学んだことが、生活のうるおいになりました!
毎回、懇切ていねいなご指摘をいただき、自分の絵に活かすことができました。現在、居住地域でも、水彩画のグループに参加しています。年数回の作品展にも出品することを楽しみにしています。
1年間受講で学んだことが生活にうるおいを生み出したと、強く感じています。家の中に、額に入った自分の絵がかけられているのも、嬉しいことです。
(男性 A.Yさん)
教材セット一覧
メインテキスト:6冊(B4判)
用具・材料・機器など
画材一式…水彩用紙・スケッチブック・トレーシングペーパー・画板・透明水彩絵具(24色)・絵筆(4本)・筆筒・パレット・筆洗・ペインティングナイフ・マスキングテープ・マスケットインク・練り消しゴム・竹軸(竹ペン製作用)・画材収納ケース
添削:12回
標準学習期間:12ヵ月 (最長18ヵ月までOK)
受講の流れ・内容

ご自分のペースで楽しみながら進めて行けます。

1ヵ月目~4ヵ月目

水彩画の基礎習得:静物画
静物画に欠かせない4つの基本と上達のコツを学んでもらいます。
様々なモチーフを描き分けることにより、水彩画の注意すべきポイントやテク二ックを身に着けていきます。この基礎訓練により、質感と立体感が出せるようになります。

5ヵ月目~6ヵ月目

風景画の描き方
お気に入りの景色を手軽に描がけるようになれば、外出先や旅行先など、目的や楽しみが増えるでしょう。

風景画の構図から奥行きの出し方、色彩による明るさと陰影の表現など風景画の基礎とコツを学びます。

7ヵ月目~8ヵ月目

様々な風景画に挑戦

今まで学んできた基礎を応用して、身近な様々な風景を描いていきます。

都会の街並み、田舎の田園風景、川や海などの水辺の風景など、自分の好みと得意分野を探していきましょう。

9ヵ月目~10ヵ月目

いよいよ人物画
一見複雑な骨格や洋服も球や円筒の集まりととらえれば形がしっかりと見えてきます。
静物画、風景画で身に付けた明暗の調子や質感の出し方により、身近な人物をモチーフにして描いてみましょう。

11ヵ月目~12ヵ月目

集大成の作品作り
今まで学んだ透明水彩の技法を応用して更に高度な水彩画を目指して行きましょう。

透明水彩のみずみずしさを理解するためにも不透明水彩の表現も学んで、更に絵画の応用力を身に付けていきましょう。

「ユーキャンの水彩画通信講座」申し込み方法

水彩画の道具とテキストがセットになっている「ユーキャンの水彩画講座」に興味のある方は




生涯学習のユーキャン

ユーキャン

赤いマル印で囲んだ全講座一覧か講座の申し込みをクリックして詳しい内容にお進みください。


赤枠で囲んだ絵画の中から水彩画を選んでください。

ユーキャンで学ぶ水彩画以外の通信講座

ユーキャンには水彩画以外にもあなたの趣味・趣向にあった様々な絵画の講座があります。
あなたの描きたい対象と好みの画材がある方は、どんなものが描けるか覗いてみてください。

■風景スケッチ講座

目にした一瞬を手軽にスケッチ&彩色。持ち運びに便利な画材セット一式

■絵手紙講座

デジタルの時代だからこそ大切なあの人に、世界で1枚のオリジナルの絵手紙を!

■犬の描き方講座

あなたの愛犬の可愛さをいつまでもあなたの絵で残してみましょう。12色の犬専用色鉛筆セット

■水彩色鉛筆画

動画教材付きなので、細かい動きもマスターできます。

■プチイラスト講座

プライベートから仕事まで役立つイラスト術が習得できます。消せるボールペン12色付き

■猫の描き方講座

あなたの愛猫を更に魅力的に描く方法3ヵ月でマスター

■色鉛筆画講座

描くのが苦手でも72色の色鉛筆で楽しい絵画に!

■油絵講座

初めてでもあなたの個性で傑作の絵に!生涯の趣味におすすめ

■俳画講座

感性に響く四季の美をオリジナル俳句に添えて

■水墨画入門講座

墨色の濃淡と筆さばきで魅せる優美な世界

■デッサン講座

紙と鉛筆のみでモノトーンの世界を描く 画材一式セット

通信添削が苦手な方に独学で学べる教材

もう一つ添削指導が苦手・面倒くさい方に独学で水彩画を学ぶ講座をお伝えします。

水彩画の基本を学ぶのに一番効果的な方法は「師匠を見つけること」だと思います。

「プレバト」というテレビ番組をご存知でしょうか?

ダウンタウンの浜ちゃんこと浜田雅功さんが司会をしている番組で、すでに6年も続いている高視聴率番組です。

その中で人気の査定となっているのが「水彩画の査定」です。

元AKB48のアイドルや、芸人の「しずちゃん」も才能アリとして認定されていました。

ですが、もっと話題なのが、出演されている先生の「お手本」です。

「同じ風景もプロが描くとこんなに美しく描けるんだ!」と毎回出演者の驚きの声が上がります。

芸能人が描いた水彩画の査定やお手本を描いたりしてくださるのが、水彩画家の「野村重存」氏

先生は数多くの水彩画教本を出版しており、おそらく今日本で一番売れっ子の水彩画家と言えるのではないでしょうか。

主宰する水彩画教室も予約が数年待ちだとか、、。

先生の教えを学ぶには毎回プレバトを見るか、本を購入するかになるかと思います。以下はほんの一部です。

こちらはDVD解説付きの本

「水彩画描き方DVD」VS.「画材セット&添削講座」初心者におすすめのまとめ

水彩画は絵の具と水を混ぜるだけで簡単に色を付けることができますが、そのシンプルさ故に、絵具の色の選択や加える水の分量など慣れるまで、思い通りに描けない場合があります。

最初から頭で考えすぎずに、失敗を重ねて水彩画に慣れていきましょう。

いろんな材質の物体を描いたり、風景、人物、静物、植物などあなたが今描きたいモチーフをコツコツと描き続けることにより、その面白さと奥深さにはまっていくことでしょう。

そして習作を描くうちに絵具の色の選択や加える水の分量など直感的に対応できるようになるはずです。

様々な技法や技術がありますが、あなたに合った表現方法を見つけていきましょう。

一番大事なのは「あなたは何が描きたいのか」です。

あなたにしか思いつかない、こだわりの趣味や雑貨、生活スタイルなど、特化したモチーフがきっと見つかると思います。

今回ご紹介した2つの講座をきっかけにあなたの趣味の領域を無限に広げてみてください。

追伸:意外と知らない水彩画の豆知識

下絵のスケッチ(線画)と彩色

一般的に鉛筆のスケッチに色を薄塗りしていく方法が、水彩画の効果的かつみずみずしい描き方になります。

いきなり濃い色で塗らずに絵の具を2、3回に分けて薄塗りするだけで、比較的簡単に深みのある絵が完成するでしょう。

この手法を用いると、ちょっと描いただけでもかなりの水準に達することができます。

ポイントはいきなり濃い色で塗らず、2,3回に分けて乾かしながら塗る。(初心者)

下絵を描くコツ

画面構成:風景の切り取り方

あなたが一番描きたい「主役」は何か、それを引き立てる「わき役」を決めて画面構成を考えます。

水彩画が写真と違う点は全てを画面に写すことなく、作者の意図に応じてデフォルメ(省略や協調)することです。

複雑な色や形は目を細めると、余計な情報が無くなりシンプルな色や形になります。

目に映るものの中から、主役を決め、引き立てるために不要なものはあえて省略しましょう。

鉛筆による線描

よくありがちな失敗例はいきなり細かい部分から描いていくやり方。

描いては消し、消しては描いていくと、次第に鉛筆や消しゴムでせっかくのきれいな紙が荒れた状態になります。

必要以上に消すことは時間の無駄な上に、でこぼこの紙には色をきれいに塗ることができず、結果モチベーションがさがってきます。

線描のポイントはまずは大まかなあたりを付けることです。

例えば風景でしたら、近景、中景、遠景、空など、見えるか見えないかくらいの線で大まかなアウトラインを引いていきます。

薄い線はいちいち消しゴムで消さなくても目立ちません。

この時パース(遠近法)に気を付けて下絵を完成させましょう。

(奥行きのあるものはすべて消失点に集まります。)

下絵の最大のコツは最初から濃い鉛筆で強く描きすぎない・余計なものは省略することです。

色塗りのコツ

よく失敗するのが空などの広い部分にいきなり色を塗リ広げるやり方。

この方法では絵の具を取りにいく間に最初の絵の具が紙に染み込んでしまい、塗り足した部分とに境界ができてしまいます。

これを避ける方法は、あらかじめ水だけを筆で塗っておき、雲をさけるように青色を塗っていくとムラのない澄み切った空が出来上がります。

空だけでなく、地面や静物・人物画の背景あたりもこの方法で塗ると落ち着いた色面が表現できます。

もし、塗りムラができたときは、ムラを味にしてはいかがでしょうか。

気になるムラの部分を違う色で薄く塗ると、深みが増してムラを効果的に利用することもできます。

色を作るコツ

水彩絵の具は基本12色~18色あれば自然界にある色のほとんどの色を作りことができます。

色を作る方法には、パレットで色を混ぜる「混色」と紙の上で塗り重ねる「重色」があります。

混色

一般的な色の作り方で、目的に近い色をパレット内で色を混ぜて作る方法。

重ね塗り

一度塗った色が乾いた後に塗り重ねたり、乾く前に違う色を加えたりするとにじんで紙の上で新たな色が出来上がります。

絵具の白は使わない

いずれの手法を用いる場合ももっとも明るい部分は絵の具の「白」を混ぜるではなく、紙の白を活かして塗らないことが透明水彩画の最大の特徴になります。

ほかにも、様々な色の点で描く点描や、乾いていない色に違う色をにじませたりぼかしたりして複雑な色を作る技法も効果的です。

水彩画の技法

ドライブラッシング

乾いた筆に水分量の少ない絵の具をつけて塗るとかすれたタッチが出せます。

にじみ

画面に絵の具や水をあらかじめ塗っておき、乾く前に別の色をのせてにじませる技法。

点描

筆の穂先を使って、さまざまな色の点で描く技法。ゴッホのように短い線の集合にすると、空気の流れやうねりを出したりもできる。

ぼかし

絵の具を塗った上に、水を含ませた筆でなぞって色をぼかしたり、スポンジやティシュで水分を取る「洗い出し」もある。

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