英語 自己紹介

英語学習の人気は根強く、「学生の頃に勉強した英語に再度挑戦したい」と思う人は後を経ちません。

特に最近では、2020年の東京オリンピック開催に合わせ「英語でボランティアがしたい」と希望する人が増えています。

ある調査(※)では、外国人へのおもてなしに必要なこととしておよそ半数が「英語・英会話の習得」を挙げ、6割ほどが「英語にチャレンジしたい」と答えています。

英語 趣味

今回は、趣味で英語を勉強したいと考える人に向けて、英語を学ぶメリットをはじめ、おすすめの勉強方法社会人が効率よく勉強するポイントと、その一方で英語の勉強がうまくいかない理由と解決策についてまとめました。

効果的な勉強方法で英語を学び、あなたも外国の方との交流を深めてみませんか?




初心者もOK! 趣味で英語を勉強するメリット

「学生以来、英語の勉強をしていない」という人も多いかもしれませんね。

ここでは、趣味で英語の勉強を再開するメリットを3点お伝えします。

勉強すれば外国人と英語で話せる

英語が話せれば気軽に外国人と交流ができ、「海外旅行に行きたい」「オリンピックのボランティアをやりたい」などの夢が叶うかもしれません。

また、英語がわかるようになれば海外サイトの検索が可能になり、情報源が格段に増えるというメリットもあります。

趣味として長いスパンで楽しめる

英語の勉強は終点がないため、趣味として長く続けられる点もメリットです。

段々と英語の理解が進むと、「次はこれを覚えよう」「今度はこれに挑戦しよう」という向上心が高まります。

また、英語の勉強は必ず音読を行なうので、脳を刺激し老化防止にも役立つと考えられます。

スキルアップでき社会でも高評価

現代のグローバルな世の中では、流暢な英語を話せる人材が確実に必要とされています。

趣味といえども、英語のスキルがあれば就職時や転職時にも有利で、社会に出ても一目を置かれることに間違いありません。

難しい文法や構文の暗記よりも、単語や会話を重視して英語の勉強を進めてみましょう。

趣味で英語ができるようになる?おすすめ勉強法

英語を勉強するメリットをお伝えしましたが、「本当に趣味で勉強できるようになる?」と思う人も多いかもしれません。

ここからは、趣味として楽しみながら英語を勉強するポイントをご紹介します。

自分のレベルや趣味に合う本を選ぶ

初心者の方は、内容を見て自分がわかる範囲の単語や表現を使っている本を選びましょう。

見やすさや色づかい、イラストはもちろん、内容が趣味に合うかどうかも大切です。

子供向けの英語教材も取り組みやすいので、一度目を通してみてくださいね。

無理のないレベルからスタートし、1冊まるごと勉強するつもりで探してみましょう。

英語のアプリやサイトを賢く使おう

現代では、英語の勉強用にインターネットを賢く使うことも可能です。

無料で利用できるアプリの他、初心者や子供に向けた英語のサイトや動画が各種あるので、本の選び方と同様に自分の趣味に合ったものを探してみてくださいね。

趣味として日々少しずつでも英語に触れることが、スキルアップへの早道になります。

ラジオ講座なら無料で勉強できる

俗に「ラ講」と呼ばれるラジオ講座は、無料で勉強ができる最強のアイテムです。

英語の講座はレベルに合わせて放送されているので、理解が進めば難しい講座も聞くことができステップアップが見込めます。

英語を聞いて単語力を増やし、目標に1歩でも近づきましょう。

社会人におすすめ!趣味で英語を勉強する方法

続いて、忙しい社会人が趣味で英語を勉強する方法をご紹介します。

英語が上達すれば、趣味だけでなく職場でも努力が認められるかもしれませんね。

スキマ時間を英語の勉強に費やそう

社会人が英語を勉強するには、限られた時間を有効利用することがポイントです。

毎日の通勤時間に英語のアプリを利用する、寝る前に英語のCDを聞く、主婦の場合は家事の合間に取り組むなど、習慣づけを意識してみましょう。

長続きさせるには、スポーツや音楽、グルメなど、趣味に合う内容の教材を選ぶ点もポイントです。

リスニングとアウトプットのコツ

英語の習得には、リスニングとアウトプットが必要と言われています。

英語を聞いて音読をするだけでなく、実際に相手と簡単な会話をしてみましょう。

外国人の知り合いがいればスカイプなどの無料通話で話したり、オンラインで格安の英会話を利用したりする方法が有効です。

趣味で始めた英語が嫌になる・行き詰る理由

最後に、英語の勉強がうまくいかないケースに対し、その理由と解決策を考えてみます。

映画やドラマ・ニュースは難しい

趣味で「字幕なしで映画を見たい」という声を多く聞きますが、これは高い英語のスキルがないとクリアできません。

初心者がいきなり海外の映画やドラマ、ニュースなどを見聞きしてしまうと、スピードが速い上にわからない単語ばかりで混乱してしまいます。

初めは、内容が簡単でゆっくりと聞き取れるものから取り組むことをおすすめします。

カタカナ英語は勉強しにくい

読めない単語や難しい言い回しが出てきた時には、ついカタカナのふりがなに頼りたくなりますね。

カタカナは日本語独自の読み方のため、できれば避けて学習しましょう。

ネイティブの話す英語をしっかりと聞いて、正しい発音を身に付けると実際の会話に役立ちます。

教材を色々揃えてしまう趣味

英語を勉強しようと思い立ち、様々な文法書や教材を趣味で買い揃えてしまう人がいます。

あれこれ手を出してしまうと、学習の流れがつかめずうまくいかない結果を導くことがほとんどです。

CDやテキストなどの教材一式は1つに決め、文法書は1冊を手元に置いてわからない時に調べる、という方法がおすすめですよ。

おわりに

今回は、趣味で英語を勉強する方法についてお伝えしました。

学生時代と異なり、趣味で英語を勉強するのであれば楽しい目標を掲げられますね。

先の資料では、目標を達成するには英語に触れる機会や勉強時間を増やすこと、モチベーションを保つこと、と多くの人が答えていました。

趣味として毎日英語に接する機会を作り、継続的に学習してスキルアップを目指しましょう!

追伸:レベル試しで趣味のスキルアップを

英語がある程度のレベルに達すると、趣味といえども実際に腕試しをしたくなる人も多いことでしょう。

やや難しいレベルの英語検定もありますが、社会人向けの主なものは下記になります。

近年では、「CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)」と呼ばれる「ヨーロッパ言語共通参照枠(低:A1~高:C2)」を用いる大学や企業も増えているため、該当するレベルも記載しました。

英検(実用英語技能検定)

多くの人が名前を聞いたことがある英検は、日本独自の英語検定で1963年に第1回のテストが行なわれました。

文部科学省の目標では、中学生が3級、高校生は準2級の取得を掲げています。
英検の3~5級はCEFRのA1、1級はC1に値します。

公式サイト:http://www.eiken.or.jp/eiken/

TOEIC(Test of English for International Communication:トーイック)

英語におけるコミュニケーション能力を測るテストで、近年では採用や昇進の基準として用いる企業が増えています。

「聞く・読む(L&R)」と「話す・書く(S&W)」の2種類があり、TOEICの各レベルはCEFRのA1~C1に該当します。

公式サイト:https://www.iibc-global.org/toeic.html

GTEC(Global Test of English Communication:ジーテック)

教育事業を繰り広げるベネッセが行なう英語4技能検定で、目的や年齢に合わせた英語能力を継続して測定でき、CEFRはA1~C1に該当します。

社会人は、実生活に役立つ実践的な問題を集約した「Business」をオンラインで受検することができます。

公式サイト:https://www.benesse.co.jp/gtec/

Cambridge English(ケンブリッジ英語検定)

イギリスのケンブリッジ大学が実施している英語検定で、レベルに合わせた5段階(CPE・CAE・FCE・PET・KET)のテストを選んで受けられます。

CEFRはA2~C2に該当し、国際的にも通用する合格証明書は一生涯に渡って有効です。

国内でも、今後の大学入試や企業の採用基準に用いる検定として注目されています。

公式サイト:http://www.justycom.jp/cambridge02/

TOEFL IBT(Test of English as a Foreign Language, Internet based testing:トフル アイビーティー)

母国語が英語以外の人に向けた英語能力の測定テストで、4つの技能である「読む・聞く・話す・書く」を総合的に審査するものです。

大学生や大学院進学、海外留学をする人が受験するためレベルは高く、CEFRではB1~C1に該当します。

公式サイト:https://www.ets.org/jp/toefl/

IELTS (International English Language Testing System:アイエルツ)

世界140の国と地域で300万人以上が受検し、10,000以上の機関に認定されている英語検定試験で、受検にはパスポートが必要になります。

海外への留学や研修をしたい人におすすめのテストで、CEFRはA1~C1と幅広いレベルになります。

公式サイト:http://www.eiken.or.jp/ielts/

(※)参考資料
一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会「訪日外国人へのおもてなしと英語学習に関する実態調査」
http://www.iibc-global.org/iibc/press/2017/p082.html

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