むくみとは
いくら食べても太らない人は細胞のすみずみまで、質のいいきれいな血液が流れています。
血流が悪くなると血液がドロドロになり、本来細胞に運ばれるはずの水分が、染み出し、体細胞の隙間に溜まってしまい、むくみとなります。
むくみの主な原因は水分や塩分の摂りすぎ、生活習慣の乱れ、冷え、ストレスなどの様々な要因により水分代謝のバランスが崩れ、むくみとなっています。
むくみが慢性化すると、血液やリンパの流れが悪くなり、更にむくんでしまう悪循環に陥ります。
あなたのからだのぜい肉はむくみによるものかもしれません。
むくみを取り去り、防ぐことで全身の血液・リンパのめぐりが改善され、食べたものがスムーズに消化・吸収されエネルギー消費されるやせ体質に戻ります。
水分代謝をよくするためには、食生活の改善がポイントとなります。
むくみの原因
- 冷えやすく血流が悪い
気温が下がると、熱を逃がさないように血管が収縮します。そのため血液が末端まで届きにくくなり、むくみが増加します。 - 味が濃い食事を続けると、塩分濃度が増え、それを薄めるために水分を溜め込んでしまいます。結果、細胞の隙間に水分が染み出してむくみます。
- 空気が乾燥している環境で生活していると、体から水分がどんどん蒸発していきます。体内の水分が不足すると、細胞内の余分な水分が逆に排出されずに体がむくんでしまいます。
- 水を飲む量が少ない人は血液がドロドロになり、細胞にきれいな水分や栄養が届かなくなります。すると自律神経のバランスが崩れ、むくんだり、太りやすい体質になってしまいます。
お肌や髪のトラブルはもちろん、血管の老化を早め、美容や健康に悪影響が出てきます。
むくみの改善・解消法
- 自律神経を乱さない。無理な食事制限はやめましょう。体重が減っても老けた不健康なからだになります。
カロリーよりも腹八分目!嫌いなものは食べなくてもいい!ストレスは一番の大敵です!
健康的な体を維持するために糖質は抜かない。
偏ったダイエットはやめる。
肉・魚・卵を毎食食べる。たんぱく質が不足すると、太りやすくなります。
- からだのリズムを整える。早寝早起き、朝ごはん、小学生も知っている生活リズムを整えましょう。
腸が刺激されると副交感神経が高まり、吸収した栄養が脂肪にではなく細胞に運ばれ、むくみが解消されます。 - 塩分コントロール塩辛いものをたくさん食べると、水分を多く取りすぎます。結果、血管内に水分が増えてむくみにつながります。
塩分で味付けをするのではなく、だしなどの旨み成分をうまく利用した食事づくりを心がけましょう。
まとめ
むくみが解消できれば、無理なダイエットはしなくてもよくなります。
ボディラインが整い、無駄な脂肪も落ちるので、痩せやすい体質になり、結果痩せることになります。
むくみを解消すると、血液・リンパの流れが良くなり、健康的・冷えない体・美肌にもつながるということです。