あさチャンで減塩に一役買う「乳和食」が紹介されました。和食に牛乳を使うことにより、コクが生まれ、その分減塩できるので、美味しくてヘルシーと評判になっています。
例えば味噌汁の場合、水の代わりに牛乳を使うだけで、味噌の量を半分くらいに減らすことができるので、脳卒中・心筋梗塞などの原因となる高血圧の方に喜ばれているらしいです。
番組では軽い脳卒中で倒れたご主人のために牛乳づくめの食事で減塩料理に取り組んでいるご夫婦が登場。美味しそうに食べているご主人、とても満足そうでした。
血圧の高い人に効果がある減塩料理ですが、口コミを調べてみると、脂肪を燃焼させ、痩せやすい体質になるということで、なんとむくみやダイエットにもいいということです。
乳和食の減塩レシピ
あさりのミルク味噌汁[材料(2人分)]
材料
- 牛乳 200ml
- 鶏がらスープの素 小さじ1/2
- あさり 100グラム
- 味噌 大さじ1/2
作り方
乳和食の作り方はとっても簡単です。塩分を減らしてコクを出す牛乳を入れるだけで、
味が整います。
- 鍋に牛乳、鶏がらスープの素、あさりを入れて加熱します。
- かき混ぜながら加熱し、あさりの口が開いたら、火を止め、味噌を溶かして出来上がり。
手軽でおいしい万能調味料:ミルク酢のレシピと作り方
材料
- 牛乳:500ml
- 酢:大さじ2杯半
作り方
- 鍋に牛乳を注ぎ火にかける。
鍋肌に小さな泡がたつ程度まで温め、米酢を加え全体に回し入れます。
- 木ベらで静かにかき混ぜ、火を止める。
- 分離するのでザルにキッチンペーパーでこすと、カッテージチーズと液体のミルク酢(牛乳の味はしません)に分かれます。
ミルク酢は牛乳の旨みだけがお酢に残り、冷蔵保存も可能です。
(あさチャンより抜粋)
このミルク酢を応用すれば、「れんこんのミルク酢しょうゆ炒め」や「わかめときゅうりの酢の物」など様々な減塩料理ができそうですね。
あさチャンで紹介した本
「目からウロコのおいしい減塩 乳和食」
著者:小山浩子 監修者:中村丁次
発行:社会保険出版社 発売:主婦の友社
他にもあるある
塩分を「減らす」ポイント
- 味覚は慣れますので、少しずつ段階的に食塩量を減らしていくのがポイントです。
- しょうゆやソースは料理にかけず、小皿にとって少しだけつけて食べましょう。
- 唐辛子やこしょうなどの香辛料は、味覚を敏感にするので減塩の味方です。
- 少量の油を使うことで、口の中に塩味が長くとどまります。
- 食べる量が多ければ塩分量も増えます。食べ過ぎないことも減塩のポイントです。
塩を「排出する」食材
カリウムには塩を排出する作用があります。
カリウムを多く含む野菜や海藻類、果物を積極的に摂りましょう。
パセリ 、ザーサイ、きゅうり、のびる 、にんにく、おかひじき、かぶ
しその葉 、枝豆、ほうれん草、芽キャベツ、大根、かぼちゃ etc.
※腎臓に持病がある方は、カリウムの摂取量を医師に相談する必要があります。
乳和食で減塩とダイエットのまとめ
乳和食の良さは減塩ばかりではありません。ダイエットにもいいということです。牛乳によりコクが出ますので、糖分など他の味付けも薄くて済みます。
味が濃い食品ばかり食べていると、欧米食を主とした味が濃くてヘビーな食事でないと満足できなくなります。
結果、カロリーのオーバーになってしまいます。
減塩とカルシウム補給と栄養バランスの改善が同時に行える牛乳を使った「乳和食」試してみてはいかがでしょうか?